人間味あふれる人材開発

HOMELAND

概要
『HOMELAND(ホームランド)』は、『24』、『Xファイル』等を手掛けたハワード・ゴードンとアレックス・ガンザによりアメリカ合衆国のテレビ用に制作されたドラマ。ギデオン・ラフが制作したイスラエルのシリーズ『Prisoners of War』(戦争の囚人)の設定に基づいている。シーズン1~8(2011~2020年)まである長編もの。

CIAの秘密工作員であるキャリー・マディソン(クレア・デインズ)を主人公とする。双極性障害を持つが極めて有能なキャリー・マティソンはCIAに勤務し、アメリカ国内に潜入するテロリストと戦う。後にキャリーは海外支局勤務となり、さらに民間組織に転職するが、過去の任務の影はついて回りテロリストとの対決は続く。

Netflix、Huluなどで配信されている。

 

感想

ジャンルは『スパイ・スリラー』や『サイコスリラー』となっているが、単純な娯楽ドラマとは違うシリアスさがある。『007』や『ミッション・イン・ポッシブル』はシンプルに面白いと思わせるものだが、「裏側で現実に起こっているのではないか」と思わせる深刻さを伴う内容である。

アメリカのCIAだけでなく、イスラエルのモサド、ロシア、イラン、パキスタンの諜報機関などが登場し、秘密工作合戦がある。また、戦争が起きている、起きる局面の裏側で何が行われているのか。アラブ諸国、テロ組織対アメリカの関係。心理操作(マインドコントール)、科学兵器の使用、二重スパイ。舞台もアメリカ、アフガニスタン、イラン、パキスタン、ドイツ、ロシアなど。視点、見所にこと欠かない。主人公の最後の結末もびっくり。シーズン8まであり、かなり長いが最後まで見入ってしまった。

「CIAや諜報機関は誰のためのものか?存在する意義はあるのか?」、「大儀のために、個人を見捨てるのか?」、「個人を守るために、大儀を捨て国を脅かすのか?」など考えさせられる場面が数多くある。ドラマ全体の内容として、実話による映画『スノーデン』同様、諜報機関を称賛しているというよりむしろ、問題提起しているという印象を受ける。

娯楽の域は出ないかもしれないが、『プリズン・ブレイク』同様、どんどん引き込まれてしまう長編ドラマである。

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