人間味あふれる人材開発

スポットライト 世紀のスクープ

2015年アメリカ
監督:トーマス・マッカーシー

ノンフィクション。2015年アカデミー賞授賞作品。

アメリカのボストン・グローブ紙
の調査報道班の『スポットライト』チームが、教会権力により、警察、裁判所、弁護士らにより隠され続けてきたボストン及びその周辺地域で起きていたカトリック神父(司祭)による児童への性的虐待事件を暴いた実話。
大規模に起きていたことが発覚し、結果として、アメリカ国内だけでなく、世界的にも訴訟が相次ぎ、世界規模でカトリック神父(
司祭)による児童への性的虐待事件が起きていることが明るみになった。

感想

公の権力機構すら手出しできないとするならば、いくら聖職者といえども、堕落することもありうる。カルヴァンやマルティン=ルターの宗教改革に見られるように、歴史が既に証明している。
また、本来、神に仕え人間として成熟しているはずの聖職者の心が実は病んでいることも明るみになった。その心病む聖職者を崇める哀れなカトリック信者と彼らを公の権力機構が守る構図が世界にあったのだ。ここまで言っても言い過ぎではないと思うが、世界的権力をもっているローマ・カトリック教会が世界的規模で児童の性的虐待を隠蔽していたことが明るみになるきっかけを与えたスクープを映画化した衝撃的なノンフィクション映画だ。
また、転属してきた一人の新任の局長の深い洞察力、方針、マネジメント力によって全てが動き出したことを見逃してはいけない。物事が大きく変わる時は、たった一人の人間の深い観点と行動によって、大きく流れが変わるものだ。

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